菊池南中学校で職業講話がありました。新型コロナウイルスの影響で中止した職場体験の代わりに初めて企画。銀行員や農家など16業種20人を招き、1、2年生約300人が各クラス4業種ずつ受講しました。
渡辺商店を経営する渡辺義文(わたなべよしふみ)さん(上町)は、現在、日本の農業は大量生産・低価格に重点をおくことが主流であることを説明し「うちでは価格が高くても安心・安全でおいしいものをお客様に提供したいと考えています。生産者と消費者を結ぶ架け橋になれればいいですね」と話しました。
同校2年の宮崎莉瑚(みやざきりこ)さんは「今までは興味のなかった分野でも、話を聞いたことで新しい発見がありました。これから将来のことについて考えていきたいです」と目を輝かせていました。