菊池市に会社がある堀江清次郎(ほりえせいじろう)さん夫妻が、遠野市NPO法人からの支援物資を人吉へ運びました。
東日本大震災のときも復興支援ボランティアとして岩手県遠野市で活動を行った堀江さん夫妻。ボランティア活動での縁で、遠野市のNPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」(菊地貴久子(きくちきくこ)代表)や人吉市の活動家とも知り合ったそうです。
令和2年7月豪雨での被害を見て、遠野市NPO法人が物資の支援について堀江さんに連絡をしているとき、人吉の活動家、本田節(ほんだせつ)さんが、自身が被災しながらも周囲の方へ炊き出しを行っていることを聞き、NPO法人からの支援物資を直接届けようと準備。森北生コン有限会社や地元の方からの寄付も預かり、7月15日に人吉へ運びました。
まだまだ被災地では人手が足りていない状況です。堀江さんは「これまでの縁を大事に、自分にできることをやっていきたい」と話していました。
写真:支援物資を積み込んだ軽トラックの前に並ぶ堀江さん夫妻