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全国・県の乾椎茸品評会受賞者及び第47回森喜作賞受賞者が表敬訪問されました!(R7.12.15)

2025年12月19日

令和7年度第47回森喜作記念顕彰会において、森喜作賞を受賞された城憲輔(じょうけんすけ)さんと、 第72回全国乾椎茸品評会において、農林水産大臣賞(優等)を受賞された石原敬(いしはらけい)さんと、令和7年度熊本県乾しいたけ品評会において、農林水産大臣賞と林野庁長官賞を受賞された田中欣生(たなかきんせい)さんの3名が令和7年12月15日(月)に江頭市長を表敬訪問されました。また、菊池椎茸振興会会長の村上正八(むらかみしょうはち)さんも随行者として同席されました。


受賞内容

〇城 憲輔(じょうけんすけ) さん(下木庭)

令和7年度第47回森喜作記念顕彰会 「第二部門 『しいたけ等きのこ類の栽培の優良経営者』」で森喜作賞を受賞。

60年近くにわたり熊本県原木椎茸の安定的な生産と普及、次世代の継承等に尽力し、環境センサーや自動散水装置、トレーサビリティ対応のICTシステムの導入や「森の恵み&熊本しいたけ祭り」の開催など、栽培現場、流通、経営の各分野において大きく貢献してきたことが評価されました。


〇石原 敬(いしはらけい)さん(湯舟)

令和7年6月開催の第72回全国乾椎茸品評会 「個人賞の部」の「冬菇(どんこ)」で農林水産大臣賞(優等)を受賞。 

熊本県では43年ぶりの農林水産大臣賞の受賞。

また、石原さんの奥様である石原裕(いしはらゆう)さんも、同部門において、林野庁長官賞を受賞されています。


〇田中 欣生(たなかきんせい)さん(東迫間)

令和7年5月開催の令和7年度熊本県乾しいたけ品評会  「700gの部」の「天白冬菇(てんぱくどんこ)」 で8年連続9回目の農林水産大臣賞を受賞。また、「大箱の部」の「香菇(こうこ)」で6年連続7回目の林野庁長官賞を受賞。

田中さんの奥様である田中瑞希(たなかみずき)さんも「700gの部」の「茶花冬菇(ちゃばなどんこ)」で奨励賞を受賞されています。 


それぞれの受賞者の想い

城さんは「今回の受賞について、自身の力ではなく、生産者の方々に支えられてここまでこれた結果だと思っている。生産者の方々のご協力があってこそ、熊本県椎茸農業協同組合が運営できている。今は熊本県の乾椎茸生産は全国で3位。うち45%ほどは菊池市が占めている。他のまちから菊池で椎茸を始めた方もおられる。それでも生産者は高齢化しているので、若手も含めて課題解決の方法を検討していきたい。」


石原さんは、「今回の受賞について、とても嬉しく思っている。菊池は若い生産者も多く、互いに切磋琢磨しながら日々励んでいる。自身の師は、大分の方で、県という垣根を越えて技術を教えてもらった。住んでいる場所に関係なく、とにかく原木椎茸生産の後継者を築いていかなければという想いが感じられた。自身もさらに菊池が盛り上がるよう尽力していきたい。」


田中さんは、「15年ほど前に原木椎茸生産を始めたときには、県の農林水産大臣賞が目標だったが、今は全国の農林水産大臣賞が目標。来年は取りに行く。最終目標は森喜作賞。そのぐらい椎茸に対する情熱を持って取り組んでいきたい。菊池は県内でも質・量ともに良いので、どんどん広めていって、熊本の底力を全国に見せたいと思う。」


と言って今後の意気込みを語られました。


江頭市長は、これまでの取組みに対する称賛と、更なる活躍を期待して激励の言葉をおくられました。

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菊池椎茸振興会について

菊池椎茸振興会は、昭和56年8月1日に設立された、菊池市内の原木栽培しいたけ生産者によって組織された団体で、現在42名の会員が所属しています。

発足以来40年以上にわたり、原木栽培しいたけの生産技術の向上や生産振興を目的に、研修や情報共有、相互研鑽などの活動を継続して行ってきました。

こうした長年の取組により、菊池市は県内でも有数の原木栽培しいたけ産地として評価され、全国品評会においても高い評価を受ける生産者を輩出しています。

地域単位で原木栽培しいたけの振興に継続的に取り組む生産者組織は県内でも珍しく、他市町村にはない特色ある団体として、産地の維持・発展に大きな役割を果たしています。

今後も、次世代への技術継承や生産基盤の維持・強化を図りながら、菊池市における原木栽培しいたけ産地のさらなる振興に取り組んでいくこととしています。 

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