6月22日に森田真生(もりたまさお)さんのトークライブが廣現寺で開催され、市内外から約100人が参加しました。
森田真生講演実行委員会として岩根美香(いわねみか)さん(中町)や髙木利子(たかきとしこ)さん(上町)らが主催しました。当日は、菊池女子高校の生徒も受付や案内などにボランティアで参加。近隣の病院やお店などにも来場者用に駐車場を貸してもらい、まさに市民一丸となり開催するイベントになりました。
森田さんは独立研究者として京都を拠点に活動しています。「センス・オブ・ワンダー」や「かずをはぐくむ」などの著書を執筆。研究や執筆のかたわら、国内外でトークライブも行っています。
今回は、人間の学びや行動の原点は自然や動物、地形の変化などと結びつきがあること、人生の中で訪れる分かれ道は水路のように変形して広がっていき、自分の人生が豊かになっていくということについて説明されました。
森田真生講演実行委員会の岩根さんは「森田さんや協力いただいた皆さんに感謝しています。森田さんは根拠をもとに前向きな生き方のヒントを与えてくれます。多くの人に響くイベントになっていたらうれしいです」と話しました。
合志市から参加した宮本純子(みやもとじゅんこ)さんは「少し視点を変えるだけでこんなにも物事見え方が変わるのかと驚きました。何か失敗をしたら後悔をするのではなく未来に似たようなことが起きた時にどう生かせるかという考え方をしたいです」と話しました。
▼約100人の参加者の前で話す森田さん