田島保育園の年長・年中の園児ら34人が、同園の畑でサトウキビを収穫しました。園では、食育・農育のために、毎年、サトウキビを育て収穫し、黒蜜を作っています。
園児らは、4月に植え、自分たちより背の高くなったサトウキビの茎を持ち、「でっかい!」と大きさに驚きながらも、「楽しい!」「食べるのが楽しみ」と、小さな手で一生懸命に皮をむいていました。
収穫されたサトウキビは、後日、保護者と一緒に専用の機械を使って黒蜜にしました。黒蜜は、後日、給食のおやつに使われます。
また、同園では、サトウキビの搾りかすも、紙すきや畑の肥料として活用しています。
例年は、収穫祭を開催し、地域の皆さんと一緒に、サトウキビの刈り取り体験や黒蜜作りなどを行っていますが、コロナ禍により、昨年から収穫祭を実施できていないそうです。保育士らは「コロナが収まって、早く地域の皆さんを招いて収穫祭ができれば」と話していました。