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泗水中生徒が菊池飛行場の元少年飛行兵の戦争体験を紙芝居に(令和3年8月6日)

2021年08月10日

太平洋戦争時代に花房台地にあった旧陸軍菊池飛行場(通称:花房飛行場)。その飛行場の元少年飛行兵だった前田祐助(まえだゆうすけ)さんが、飛行場での戦争体験談を泗水中学校2年生の生徒ら5人に孔子公園交流館で語りました。

前田さんの写真

 


 

菊池飛行場の記憶と戦争遺跡の保存を目的に活動している「花房(菊池)飛行場の戦争遺産を未来につたえる会」(倉沢泰(くらさわやすし)代表)と泗水中学校の共同により、前田さんの飛行場での戦争体験談を基に、これから生徒らが紙芝居を作成していきます。前田さんは、昭和19年に陸軍航空通信学校菊池教育隊に16期生として入隊。翌年の5月13・14日に、米軍機による空襲を経験しています。

資料を見る生徒の写真

 


 

生徒らは、前田さんの話を真剣な面持ちで聞いていました。松本雪乃(まつもとゆきの)さんは、「戦争の怖さを次の世代にもしっかりと残していきたい」と話し、紙芝居の制作に一層気持ちを強くしていたようです。

前田さんの話を聞き終わったあとは、会員の坂本眞菜さんの指導の下、前田さんの体験談の中で印象に残った出来事を文章や絵で書き出し、どのシーンを紙芝居として描いていくか話し合いました。

作業をする生徒たちの写真

 


 

紙芝居は8月中には完成し、その後、市内の小学校で泗水中の生徒により、読み聞かせを行っていく予定です。

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