菊池南中学校で放送委員会に所属する生徒を対象とする「音訳ボランティア講座」がスタートしました。音訳ボランティアグループ「ひこばえ輪々の会」による、計4回の講義や演習を通して、音声訳を通して大切なことや情報の伝え方などを学び、最後は生徒が広報紙の一部を音訳し、利用者に届けます。
初回の5月27日は23人が参加。葉室蘭子さん(はむろらんこ・高野瀬)と小柳美智子さん(こやなぎみちこ・東原)が講師を務め、音訳をする際の心構えや、実際に発声・発音の練習をしました。
講座に参加した後藤夕架さん(ごとうゆうか・3年生)は「普段の放送委員会の活動に生かしていきたい」と話していました。次回の講座では視覚障がいの疑似体験や視覚障がい者の体験や当事者の講話を聞く予定です。
▼音声ボランティアの役割などについて話す葉室さん(右)と小柳さん(左)