第8回菊池市かわまちづくり会議を開催しました。
菊池市では、地域住民と、河川を管理する国土交通省との共同で「菊池市かわまちづくり」という河川空間とまち空間を融合させたまちづくりを「官民連携」で取り組んでいます。
このワークショップでは迫間川・市民広場・中心市街地の在り方について学び考え、水辺を活かし菊池市のさらなる活性化に繋げることを目的とて開催しました。
第8回目となる今回は園田聡(そのださとし)さん((有)ハートビートプラン)をお招きしました。
菊池高校での特別ワークショップ
菊池高校の生徒とともに「水辺を楽しくする仕掛けづくり」について考えるワークショップを行いました。
熊本大学の生徒がファシリテーターを務め、6人1グループで水辺をもっと楽しくするアイデアを考えて発表してもらい、園田氏がアイデアについて講評をしました。
発表会では「少なくなりつつある家族との時間を水辺でのキャンプを通して復活させたい」や「音楽を通して、水辺で楽しいことをしたい」というような高校生ならではのアイデアをたくさん出していただきました。
第1部 講演会「豊かな暮らしのシーンを生むデザイン」
園田氏は人の活動から公共空間の在り方を考える「プレイスメイキング」を研究しており、菊池のまちと水辺についてご講演をいただきました。
公共空間のデザインが街全体にもたらす印象や、人が「居場所がある」と感じる場づくりなど、様々な事例を用いてわかりやすくお話ししてくださり、プレイスメイキングについて楽しく学ぶことができました。
かわまちづくりの迫間川が今後どのような「シーン」を生み出すのか社会実験を重ね検証していきたいと考えました。
第2部 ワークショップ「市民広場や迫間川を活用した新たな賑わいの創出を考える」
講演後は、参加者とワークショップを行い今後かわまちづくりを行う上で「どんなシーンを生みたいか」・「菊池市民広場や迫間川を活用した新たな賑わいのアイデア」について話し合いました。
最後にはグループで発表を行い、それに対して園田氏が意見をする貴重な話し合いの場になりました。
これからのかわまちづくり
今回の講演、ワークショップを通して、また新たな角度から「かわまちづくり」を進めることが出来る可能性を感じました。環境整備後もたくさんの方に利用していただける場所になるよう、これからも様々な活動を行い続けていきます。