菊池農業高校が農水省主催「ディスカバー農山漁村の宝」で入賞!
菊池市「域学連携」地域づくり実行委員会に所属している菊池農業高校グリーンライフ研究班が、農水省主催「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」において、九州の地域資源を活用し、他地域への波及効果などが期待できる優良な事例として選定されました。
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」とは?
農水省が主催する事業で、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、広く情報発信することを目的とされています。
菊池農業高校は何を提案したの?
◆提案名
「農業高校生が興す!田舎の萬屋プロジェクト」
◆取組概要
- 平成26年、農業科のメンバーを中心に編成。大学、他高校や各種団体とも連携して多彩な地域づくり活動を展開。
- 農業高校生が先生役となって小中学生を対象とした座学・実習の農業体験塾を実施。地域資源のヤーコンを使って、農村民泊で提供する炒め物など食事メニューを開発。
- 養蚕学校だった歴史を活かし、繭玉クラフト体験を地域のイベント等で提供。収益金は地域に全額寄付。
◆活動成果
- 農作業をクリアしながら3人一組で農村を走るオリジナルイベント「農村アスロン」では、賞品・食事・お土産により、直売所の売り上げ向上に貢献。
- 活動を通して多様な世代と接することで、農家の跡取りは自信をつけ、非農家メンバーも農業系に進路を決めるなど、担い手が育った。
- PDCAサイクルによる研究活動で自主性が芽生え、課題解決の力がつき、科学性・社会性・指導性も向上。
- 今後は「田舎の萬屋」起業を目指す。
去る1月27日、市長へ入賞の報告に来られました。
(左から)
嶋津俊太郎(しまづしゅんたろう)さん、江頭市長、福山貴士(ふくやまたかし)さん、田﨑晶大(たさきしょうた)さん