10月20日に伊萩区で御願解きが行われました。
毎年伊萩区では、伊萩二宮神社に五穀豊穣を祈り7月の土用入りから3日目に御願立て、無事に収穫できた感謝を伝えるため10月20日に御願解きを行っています。この行事は神社が建てられた1404年から行われていると言われており、上組、中組、下組が1年交代で担当し、今年は中組の皆さんが担当しました。
御願解きでは、収穫した稲のわらを使って鬼神棒やしめ縄を制作します。鬼神棒は、軸となる竹にたくさんのわらを巻き付け、大根締めの形で作られました。正月まで鳥居に飾られ、どんどやで役目を終えます。
伊萩区長の安武信也(やすたけしんや)さんは「この地域で長く続く行事を、自分たちも後世に継承していきたいです」と話しました。
▼鬼神棒の表面はわらをねじって巻き付ける
▼今年の鬼神棒としめ縄を制作した伊萩区中組の皆さん
▼鳥居に飾られた鬼神棒




