8月4日(月)、菊池市泗水町田島の菅原神社にて、風鎮祭(ふうちんさい)が行われました。風鎮祭とは、台風等強風で農作物に被害が出ないように祈願するお祭りです。
祭り当日は太鼓を鳴らして、お祓い、祝詞、玉串奉納を執りおこなった後、市指定無形民俗文化財「田島菅原神社神楽」の奉納が行われました。
田島菅原神社神楽は、明治初期頃に始められたといわれており、当時は舞も楽も静かな姫神楽でした。現在の神楽は昭和初期に熊本市の高橋稲荷神社から伝授されたもので、岩戸神楽の流れをくんでいます。
当日は鈴と榊をもって行われる「散座(さんざ)」、2人での「散座(さんざ)」、「国津(くにつ)」の3座が舞われました。
また、泗水中学校の夏休み中の学習も行われ、神社や神楽についての説明を熱心に聞いていました。
田島菅原神社の説明を行った木村さんは、「田島から神社がなくならないように皆で考えましょう」と話されていました。