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川祭りと住吉日吉神社雨乞太鼓が行われました(R7.7.20)

2025年07月23日

7月20日(日)、菊池市泗水町住吉で、川祭りと住吉日吉神社雨乞太鼓(あまごいだいこ)が行われました。

川祭りは北住吉区で毎年行っている年中行事です。

9時30分から準備を始め、10時から合志川で神事をとり行います。

川祭りは川の豊かな恵みへの感謝と、川で水難事故等起こらないように穏やかに鎮まるように願うお祭りです。住吉日吉神社の前を流れる合志川の取水口付近に、竹に御幣とナス、キュウリ、米と酒を入れた竹筒が下げられます。昔は河川が氾濫する原因は川太郎(河童)が原因ではないかと考えられ、河童(かっぱ)の好物であるキュウリやナスをお供えすることで川の氾濫が起きないように願われたと思われます。

竹筒   


 

お祓い   


 

供え物   


 



住吉日吉神社雨乞太鼓は菊池市の無形民俗文化財に指定されており、菊池川流域の雨乞い習俗として日本遺産の構成文化財の一つにも数えられています。住吉日吉神社雨乞太鼓の始まりは、今から500年ほど前に、合志隆門(こうしたかかど)が干ばつに苦しむ住民のために陣中で使っていた太鼓を叩き雨乞いを行ったところ、滝の様な雨に恵まれたことから始められたと伝えられています。

当日は保存会の方々が集まり、11時から神事を始め、11時30分から太鼓を叩き始めます。

太鼓   



神事   


 

太鼓   


 

太鼓  

 


 

叩く際には小ばちのリズムに合わせて大ばちを打ち込みます。小ばちは大ばちが5、6人交代するまで叩き続けます。

1回打ち終わるまでに20分程かかり、これを何回も繰り返します。


 

太鼓一般参加  

12時30分以降は太鼓は保存会の方だけでなく、見学にきた方が叩くこともあります。保存会の方がその場で叩き方を丁寧に教えてくださり、楽しそうに参加されていました。15時頃まで行われます。

太鼓一般参加   


 

太鼓一般参加   


 



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