2月18日に菊池幼稚園で交通安全教室が行われ、年長児22人と保護者、菊池地区交通安全協会の皆さんが参加しました。
この交通安全教室は保護者の有志が企画運営をしており、今回は小学校入学に備え、登下校での危険について実際に横断歩道を歩いて勉強しました。当日は晴天でしたが雨の日を想定して傘を差し、視界が悪いなか横断歩道を渡る練習をしました。
後半は交通安全協会の皆さんがクイズや替え歌を使って交通安全について教えました。交通安全協会の村上ふさよさんは「自分の命は自分で守るためにゆとりの気持ちを持って学校に通ってください」と園児に伝えました。
交通安全教室の後は園児全員から、約30年間菊池市内の保育園や幼稚園、小中学校などで交通安全教室を実施していた交通安全協会の皆さんが今年で解散するため、園児が作った折り紙の花束や折り紙を切って貼ったポスターが贈られ、園児全員で「交通ルールを教えてくれてありがとうございました」と伝えました。
村上さんは「素敵なプレゼントをもらえてうれしいです。30年前は皆さんの前でうまく話せなかった私が子どもたちや保護者の皆さんに育ててもらい、長い間元気に教えることができました。本当にありがとうございました」と話しました。
▼傘をさして横断歩道を渡る園児
▼歩行者用信号機のクイズに答える園児
▼折り紙で作った花束を渡す園児