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世界かんがい施設遺産を使って小水力発電 戸豊水区で落成式(R7.2.6)

2025年02月07日

戸豊水区に「こども水力発電所」が完成し、現地で2月6日、落成式がありました。発電所の周りはオープンスぺ―スとして整備され、地元は「地域の新しい財産になれば」と期待しています。

建設プロジェクトは、電力から生まれる収益をもとに未来の社会づくりへ貢献を目指す「(一社)こども水力発電所」(村川友美(むらかわともみ)代表理事)の呼び掛けで、地元住民や水利組合などとの協力しながら2023年にスタート。総事業費は約1億円です。

世界かんがい施設遺産に認定されているかんがい用水群の一つである古川兵戸井手から取水し、約45メートルの落差を利用して土砂や流木に耐久性がある「クロスフロー水車」を回して発電。年間予想発電量は約28万キロワットで、一般家庭50世帯分の年間使用量に相当します。今後は、地域の自然や歴史文化についての勉強会やワークショップなども開催する予定です。

戸豊水区長の中村寛(なかむらひろし)さんは「地元の活性化につながればうれしいです」と話しました。

 


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  完成した小水力発電所を見学する関係者たち

 


 

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  土砂や流木に耐久性がある「クロスフロー水車」

 


 

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発電所の周りはオープンスぺ―スとして整備。今後は、地域の自然や歴史文化についての勉強会やワークショップなども開催する予定


 






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