岩本区の岩本巻天神のムクの木前で12月15日、旭志中学校の生徒5人が岩本神楽(市指定無形民俗文化財)を奉納しました。例年は氏子で奉納しますが、8月から練習を積んだ生徒が8座のうちの1座を舞いました。神楽は150年以上の歴史があり、地元の保存会が継承し、年3回、地元の祭りで奉納します。
生徒たちは総合的な学習の一環で神楽を練習。11月の学習発表会「旭志フェス」で披露した際、舞の出来が良かったことから、祭りで舞うことが決まりました。5人は「榊(さかき)舞」を奉納しました。3人が太鼓と笛を演奏。2人が右手に鈴、左手に榊を持ち、厳かに舞いました。
舞人を務めた3年の井上偉月(いのうえいつき)さんは「岩本巻天神さんの前で歴史のある神楽を披露できてうれしいです」と話しました。
榊舞を奉納する旭志中の生徒たち