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第23回きくち市民フォーラムを開催しました!

2024年09月26日

パンフ   


 

 令和6年9月1日(日)七城公民館で、菊池市女性団体代表者会が主催する第23回きくち市民フォーラムを開催しました。講師には、日本近代文学研究者 谷口絹枝さんをお迎えし、「ベアテ・シロタ・ゴードンの功績と今とこれから」と題して講演を行っていただきました。


 日本国憲法に「男女平等」を書いたベアテ・シロタ・ゴードン。「女性の権利」を強い信念を持って書き上げた彼女の功績を振り返るとともに、今の私たちに何ができるのかを考える機会となりました。

 彼女の信念や行動力が現代日本における女性の自立の礎となり、男女共同参画社会の実現へ繋がってきたものと感じた講演会でした。


【ベアテ・シロタ・ゴードン】

1923年、ユダヤ系ウクライナ人の父母の娘としてウィーンで生まれる。

著名なピアニストの父に伴い、5歳から約10年間、日本で過ごした。自分の意思だけでは結婚できないなど、日本女性の地位の低さを知る。

1945年21歳の頃、再び来日。GHQ民政局員としてGHQ憲法の草案制定会議のメンバーとし、日本国憲法の草案作成に携わり、女性の権利に関する様々な条文を執筆。日本国憲法第14条「法の下の平等」、第24条「両性の平等の原則」の条文作成に寄与した。

1952年、婦人参政権実現のために尽力した市川房江の全米ツアーに同行。

戦後はニューヨークに居を構え、ジャパン・ソサエティー、アジア・ソサエティーのプロデューサー・ディレクターとして、アジアの伝統芸能を米国に紹介。積極的に講演活動やインタビューなどにも応じ、日本全国200カ所以上で講演活動を行った。

 

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参加者の声

  • 世の矛盾を見抜き変革してきた女性たちの姿から自分たちも頑張らねばと思う。
  • 長い歴史の中で「男女平等」、「女性の権利」のため活躍されてきた人がいて現在がある。
  • 男女の性だけでなく、あらゆる性の立場の人が互いに理解しあう中で誰もが安心して暮らすことができる世の中になると思う。

などのご意見があり、皆さんの真剣なまなざしで聞き入る様子が印象に残るフォーラムとなりました!

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