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南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会総会が行われました!
南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会総会
令和4年5月11日(水)、福岡県八女市黒木支所において、「南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会(会長:江頭実菊池市長)」の総会が、令和元年10月の発足式以来、3年ぶりに集会により開催されました!
原口信五久留米市長(代理)、三田村統之八女市長、加地良光小郡市長、高木典雄うきは市長(代理)(※高木の「たか」ははしごのたか)、中山哲志大刀洗町長、そして江頭実菊池市長が出席して開催されました。
江頭会長から、「発足の矢先コロナ禍に見舞われましたが、私たちはそこから新しい生活や仕事のあり方を見出しつつあります。改めて歴史でつながる地域の活性化に取り組みましょう。」とのあいさつがありました。
南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会とは?
「南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会」は、福岡県久留米市、八女市、小郡市、うきは市、大刀洗町及び熊本県菊池市で構成し、域内に散在する南北朝時代の史跡や事跡等を地域活性化や観光に資する資産として磨き上げ、内外の関係(交流)人口の創出・拡大を促すことを目的としています。
総会では、4年度の事業や予算、役員に関する議案が審議され、全て承認されました。総会終了後は、八女市黒木町大淵に所在する「五條家住宅」に場所を移し、研修が行われました。
五條家では、25代当主で、同市矢部に所在する良成親王墓所の守部でもある五條元滋(ごじょうもとしげ)氏から説明を受けました。
五條家は征西将軍として九州に赴任した懐良親王に付き従い補佐した五條頼元(ごじょうよりもと)を初代とし、現在までその血筋とともに、「金烏の御旗(国指定重要文化財)」をはじめ数多くの歴史史料を守り伝えています。
元滋氏からは、「吉野から各地へ派遣された親王(将軍)には武官と軍勢が付き従ったが、懐良親王だけは文官の五條氏であり、その人数も12人と非常に少なかった。九州の地で菊池一族に出会えた時、私のご先祖(頼元)は、きっと胸をなでおろしたことでしょう。」とのお話がありました。
本協議会では、新型コロナ感染症に配慮しつつ、南北朝時代や菊池一族に関する地域内の情報を共有発信して、交流人口の創出・拡大を進めていきます。
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