きくち物語コンテンツ一覧を見る

癒しの里、きくち

菊池で遊ぶ

菊池で食べる

菊池で泊まる

菊池の情報

菊池を学ぶ

前のページに戻る

記事の詳細

姫井の水神木

更新日:2022年10月17日

水神木は旭志弁利の姫井、県道原・植木線の脇にある椋の巨木です。

以前はこの巨木の下から清水が湧き出て住民の生活用水などに利用されていたとのことで、このことから水を守るご神木になったと思われます。現在は水脈が変わったためかポンプ揚水になっていますが、この地の横では今も川の中から湧き出ている様子をうかがえます。次のような昔話があります。

昔、阿蘇の乙姫様がこの地に遊びに来て合志川のほとりで川を眺めていたところ、突然川が増水して姫様を飲み込んでしまった。家臣たちは慌てふためいていたが、そのとき大きな鯰が姫様を背に乗せて浮かんできて、姫様を降ろすと礼を伝えるまもなく何処かへ泳ぎ消えていった。

この昔話にでてくる姫様と、水が湧き出てくることを意味する言葉が合わさって「姫井」という地名が生まれたとされています。

また、この昔話をもとに乙姫と鯰を模った石造物が彫られ、近くの姫井乙姫神社に置かれています。いつの頃からか子宝のご利益があるとのことで、参拝者が増えているそうです。

水神木水神木。以前はその木陰が住民の憩いの場であったそうです。

 

 

 

 

 


お問い合わせ

菊池市役所 教育委員会 生涯学習課 文化振興係
電話番号:0968-25-7232この記事に関してお問い合わせする


前のページに戻る

カテゴリ内 他の記事