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シリーズ菊池遺産64(迫間眼鏡橋・穴川神楽)
迫間眼鏡橋 迫間滝 休み石
迫間眼鏡橋は、東西迫間に架かる橋で、荷物の運搬、水路、人々の架け橋として重要な生活を補い、江戸時代に造られて現在も活用されています。大型単一アーチ型めがね橋で、西迫間の庄屋らの功労で石工伊助が大工と力を合わせて造り上げました。
迫間滝は、迫間川唯一の滝で、阿蘇山の数万年前の爆発により流れ出た溶岩から形成された河川敷の岩肌が滝と眼鏡橋をより引き立てています。
休み石は、昔からよこい石と言われ、菊池一族が鳳来山の聖護寺に勉学に登る時に、この石に腰を下ろして風景(滝)を絶賛されていたと伝えされています。
▼認定番号第特別H26-1号 推薦者 東迫間区
穴川神楽
穴川神楽は、昭和47年に市無形文化財に指定されています。神社の祭日である1月5日に奉納され、構成は榊の舞、御幣、二剣、四剣、弓、弓剣、練り、歌神楽、奉剣、鬼神の舞の10座からなります。肥後神楽系で地元保存会の青年達が舞を披露します。烏帽子に白装束、紺の狩衣に白足袋の神織風の舞い手が笛・太鼓にあわせて1〜4人で、左手に榊・剣・弓、右手に鈴を持ち舞います。鬼神の舞では、2メートル程の竹の先につけた御幣を手に入れようと観客が奪い合い、手に入れた御幣は、無病息災のお守りとして大切に扱われています。
▼認定番号第特別H26-2号 推薦者 穴川区
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