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冨田甚平と冨田式暗渠排水技術

更新日:2022年10月14日

冨田甚平の功績

冨田甚平は江戸末期に菊池市七城町に生まれ、明治の農地改良に尽力しました。甚平の生まれた台(うてな)地区周辺の田んぼは、当時たいへん水はけが悪く、作業はとても大変でした。甚平はあぜ一つ違うだけで収穫に大きな差があることに気がつき、水はけが原因ではないかと考えました。

明治11(1878)年、1反4畝の小さな湿田を購入し、排水の実験を始めました。甚平は実験をつづけ、およそ25年もかけて暗渠(あんきょ)排水技術を考えだしました。排水のための土管を水田に埋め、排水、給水をコントロールするものです。水田からの排水口と水田外への排水口の高さが違うため、排水口に蓋をすれば水は流れずに水田となり、蓋を上げると水は流れるために田が乾く仕組みになっています。

この技術により、菊池だけでなく全国の多くの湿田が良質な田んぼへと変わっていきました。晩年、甚平は土地改良技術や農事改良全般の指導のため、日本各地にまねかれています。暗渠排水技術の開発者だけではなく、農業のすぐれた指導者でもあったのです。

 

 冨田式暗渠排水土管

お問い合わせ

菊池市役所 教育委員会 生涯学習課 文化振興係
電話番号:0968-25-7232この記事に関してお問い合わせする


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