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菊之城跡(きくのじょうあと)

更新日:2017年12月18日

生活の拠点としての城跡

日本遺産の構成文化財の中に、「菊之城跡」があります。平成24年の遺跡の内容を把握する発掘調査で、日常生活に用いる中世の土器等が出土しました。このことから、「遺跡の名前には「城」がついていますが、城」として機能したのでなく、生活拠点の居館としての利用が確認できました。

写真について

写真はこの館跡を南側から撮影したものです。一段高くなった所に平坦な面があります。この場所に屋敷が建っていたと考えられます。この平坦面より低くなった箇所が屋敷と想定できる場所を取り囲むように帯状に巡ります。現地の状況から、帯状に巡っているのは濠と推定できます。館としてはこの濠で方形に区画された立派なものであることから、初代、菊池則隆の居館と言われています。

館の特徴

この館跡は菊池川の近くに立地していることが特徴です。当時は舟が重要な交通手段で、物資の輸送には舟運が不可欠でした。菊池一族も舟運を有効的に活用するために、館の周辺の開発に力をいれたようです。「赤星」や「深川」には舟着場があったと言われています。さらに、字図には館に近接した上流箇所に「市場」の地名が残っています。河川を利用した物流拠点である市場が発達したと考えられます。この市場は菊池一族の繁栄を支える経済活動の中心であった可能性があります。
菊池川で舟運が発達したのは河川の勾配が緩やかであることが背景にあります。源流である阿蘇地域から菊池市までは急な勾配ですが、菊池市から山鹿市を経て河口の玉名市までは僅かな勾配です。この点が舟を下流から上流に向かって遡らせるのに有利な条件となったと考えられます。

菊之城跡


 


お問い合わせ

菊池市役所 教育委員会 生涯学習課 文化振興係
電話番号:0968-25-7232この記事に関してお問い合わせする


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