2025年3月16日、菊池市ふるさと創生市民広場でシロヤマザクラの贈呈式が開催され、中井章太吉野町長から江頭実菊池市長へ苗木が手渡されました。
「全国南朝の歴史資産等所在市町村活性化協議会」※に加盟しているご縁と八女市長のご協力もあり、南朝ゆかりの桜が菊池市へ贈られることとなったものです。
吉野といえば名にし負う桜の里で、古く南北朝時代には菊池氏15代武光とともに九州制覇を成し遂げた征西将軍懐良親王の父後醍醐天皇が南朝の本拠を置いた所です。数百年続くご縁を、より一層深めていけるようにとの思いを込めて贈られました。後日、菊池公園に植えられる予定です。植樹後には、ぜひ一目ご覧いただき遠く吉野(南朝)へ思いをはせてください。
※「全国南朝の歴史資産等所在市町村活性化協議会」 とは
全国の南朝の歴史的・文化的資源が所在する市町村が、親睦と交流を深めるとともに、その資源の保存方法や観光資源としての活用などに関する相互支援を通して、地域住民の誇りや地域への愛着心の醸成、並びに地域の活性化を図ることを目的とする会です。