中小企業退職金共済(中退共)制度は、中小企業の事業主が従業員の退職金を計画的に準備できる国の退職金制度です。
制度の仕組み
事業主が中退共本部と退職金共済契約を結び、毎月の掛金は事業主が指定した預金口座から引き落とされます。従業員が退職したときは、その従業員の請求に基づき、中退共本部から直接退職金が支払われます。
制度のメリット
◎掛金は税法上、法人企業の場合は損金、個人企業の場合は必要経費として全額非課税となります。
◎国の掛金助成
- 初めて中退共制度に加入する事業主に掛金月額の2分の1(従業員ごと上限5千円)を加入後4か月目から1年間、国が助成します。
- また、1万8千円以下の掛金月額を増額する際に増額分の3分の1を増額した月から1年間助成します。
◎掛金は5千円から3万円の範囲で16種類から従業員ごとに選択できます。短期間労働者はこの他に、2千円・3千円・4千円の特例掛金月額も選択できます。
◎家族従業員も加入できます。
◎外部積立型で管理が簡単です。
※一部対象外となる場合があります。
※詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
お問い合わせ先
中小企業退職金共済事業本部
TEL:03-6907-1234