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菊池市事業承継連携支援に関する調印式(R5.4.26)

2023年04月27日

菊池市、菊池市商工会、(株)肥後銀行菊池支店、(株)熊本銀行菊池支店、熊本第一信用金庫菊池支店、(株)日本政策金融公庫熊本支店、熊本県商工会連合会の七者による中小企業・小規模事業者に向けた事業承継連携支援に関する協定を締結しました。

市役所で行われた調印式には、江頭 実市長や菊池市商工会並びに熊本県商工会連合会から笠 愛一郎会長、各金融機関の支店長などが出席して協定書に署名し、今後の連携内容について確認しました。

この協定は、熊本県商工会連合会が令和4年9月に実施した「事業承継に関する会員事業所実態調査」で、本市の中小企業・小規模事業者の「後継者が決まっていない」との回答が68%にのぼることが分かったことや、今後団塊の世代が75歳以上となり、さらに事業承継問題は待ったなしの状況になることが考えられることから、その解決のために支援を行っていくものです。

式で江頭市長は「本市の事業承継がたんに承継するだけでなく、さらに成長させた事業へと展開していくことが市の発展に繋がると考えています。県内初の取組となる本協定により、各機関の強みを充分に活かした連携と支援を行っていきたい」と話しました。

協定書は、地域の中小企業・小規模事業者の事業承継における支援を通し、世代を超えて持続的に発展していく事業所を増やすことにより、地域における経済活動および雇用の維持拡大と、地域経済の活性化に寄与することを目的としており、七者が次の3点について連携して支援していくこととしています。

1つ目、事業承継についての啓発活動。

令和5年度は、担当職員等の研修を実施するとともに、セミナーを開催し広報や啓発活動を主な取組として進めます。

2つ目、スムーズな事業承継支援の実行。

各連携協定機関との情報共有により十分な課題の整理を行いながら、国が行う補助制度等への利用がスムーズに進むよう支援をしていきます。また、菊池市にあった必要な支援策の模索も行っていきます。

3つ目、事業承継後のフォローアップ支援。

事業承継後の加速的な成長を適宜支援していきます。


菊池市役所で行われた調印式の写真
菊池市役所で行われた調印式



集合写真

協定書を手にする前列左から菊池市商工会並びに熊本県商工会連合会の笠会長と江頭市長

後列左から(株)日本政策金融公庫熊本支店の井上支店長、(株)熊本銀行菊池支店の冨永支店長、(株)肥後銀行菊池支店の谷支店長、熊本第一信用金庫菊池支店の藤山支店長、熊本県商工会連合会の原専務理事

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