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きくち未来創造塾【第一期】

2023年02月01日

きくち未来創造塾【第一期】

取組背景と事業の必要性

近年、地方の少子高齢化による人口減少は加速しています。

人口減少によって、市場縮小や空き家・空き店舗、耕作放棄地が増加し、生活利便性の低下や地域コミュニティ機能の低下を引き起こすほか、地域の魅力がなくなり、さらなる人口減少を招いてしまう恐れがあります。

こうした人口減少問題を解決するためには、行政のみではなく、市民を始め産・官・学・金・(労・言)といったあらゆる人の協力が必要です。

そのため、地域資源(既存のビジネス)を活用しながら、新たなビジネスモデルを創出し、地域課題をビジネスで解決していくことで、地域と企業のwin-winの関係性を構築、CSV(共通価値の創造)の実現を目指す「きくち未来創造塾」を創設します。

CSVとは・・・(Creating Shared Valueの略)「共通価値の創造」と訳され、「共通価値」とは、企業が社会のニーズや社会課題を解決する事業に取り組むことで社会的価値を創造し、その結果、経済的価値(企業の利益)が創造されることを指す。

事業内容等

対象者
  • 菊池市で地域課題を解決する新たなビジネスを創出する意欲のある方で10~12名程度(有料)
カリキュラム等
  • 地域活性化論(人口減少・CSV・子育て)の講義を軸に、菊池市の地域課題・自社の課題を明確にし、本業や地域資源を生かし、持続可能な新たなビジネスの創出に向けて、段階的に学べるカリキュラム。
  • 講義、グループ討議、演習等を組み込み全14回程度。

基礎知識の習得・・・専門家などによる講義を開催。さらに塾生同士のディスカッションを通じて、深掘りすることで、塾生自らが具体的なビジネスプランを考えていきます。

ケーススタディ・・・先進地(魚津市・田辺市)の事例を取り上げたり、実際に実践者に直接話を聞いたりすることで、実務に近い内容を深堀りできます。

事業構想ヒアリング・・・塾生がどのようなビジネスを構想するのか、金融機関等と共にヒアリングを行います。

ビジネスプランづくり(演習)・・・塾生が考えたビジネスプランを発表し、他の塾生からの意見や新しいコラボレーションが生まれます。

ビジネスプランの発表・・・金融機関や関係機関、報道機関等が出席する中で、塾生自ら考えたビジネスプランを発表します。

実施体制

産官学金が一体となった運営体制を構築し、価値を生み出す地域の担い手を育成。

実施体制図の画像

主催:菊池市、熊本大学

連携機関:日本政策金融公庫熊本支店、熊本県信用保証協会

協力機関:菊池市商工会

後援:九州財務局

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