菊池市事業承継連携支援に関する協定後初の第三者事業承継が成立しました!
菊池市では、令和5年4月26日に各連携支援機関と「事業承継連携支援に関する協定」を締結し、市内の事業者の事業承継の現状の把握・促進に努めてまいりました。
このような中、本市で70年以上、木製建具等の製造業を営む「柁原工芸」と大津町で木製雑貨等の製造業を営む、COPE 林 佑多さん(36)との協定後初の第三者事業承継が成立し、令和7年3月6日(木)に事業譲渡契約調印式を開催しました。
譲渡者である、柁原工芸の柁原 賢一さん(76)は菊池市商工会にて記帳・決算支援を行っており、後継者がいないことから2024年内での廃業を考えておられました。そのような中、両者は日本政策金融公庫のオープンネームマッチング支援制度により出会い、その後、本市・商工会・日本政策金融公庫による個別相談等の支援を受けながら、慎重に協議を重ねられ、市内初の第三者事業承継の成立となりました。
調印式にて、柁原さんは「柁原工芸のような小さな事業所でも事業承継できることを知った。これまで支援をいただいた各支援機関の皆様に感謝を申し上げる。」と話され、林さんも「柁原さんの重みのある歴史を大切に守り、菊池市の活力と思っていただけるような事業所にしていきたい。」と意気込みを語られました。
今後も、各連携支援機関と共に、引き続き支援を続けてまいります。
調印後に握手を交わす柁原さん(左)、林さん(右)
前列:柁原さん(左)、林さん(右)
後列:各連携支援機関からの出席者