芸術家岡本太郎の精神を継承した岡本敏子氏により創設された「岡本太郎現代芸術賞」（通称「ＴＡＲＯ賞」）の第27回の受賞者が先日発表され、その中の最高賞である「岡本太郎賞」に龍門地域活性化支援センターアーティストスタジオ入居者つんさんの作品【今日も「あなぐまち」で生きていく】が受賞されました。今回621点の応募のなかから22組が入選され、「岡本太郎賞」は入選作品の最高賞になります。

 　つんさんの受賞作品【今日も「あなぐまち」で生きていく】はダンボールでできた団地を表現した巨大な立体作品で、「自分らしく生きられなかった子供時代の自分が生み出したもうひとつの世界」と語られています。

　今回の受賞について「ずっと共に生きてきた「あなぐまち」が岡本太郎賞に選ばれたことで自分の半生を肯定してもらったようで嬉しい」と語られました。

受賞作品は2月17日から4月14日まで神奈川県川崎市岡本太郎美術館にて鑑賞できます。

岡本太郎美術館サイト　https://www.taromuseum.jp/