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地域猫(地域猫活動)について

2025年12月16日

 熊本県では、"人と動物が共存するくまもと"の実現を目指すため、地域環境の改善・飼い主のいない猫問題への対策として「地域猫活動」を推進しています。

1.「地域猫」とは

 地域猫特定の飼い主がおらず、その地域の住民がルールを作って共同で飼育管理する猫

 (※野良猫:飼い主のいない猫で、管理されず地域を放浪している猫(避妊去勢手術は未実施)

2.地域猫活動

 地域猫活動とは、ルールに基づいて地域猫を適切に管理し、衛生環境の改善を図ることを目的とした活動です。

 【活動内容例】

  • 猫管理用台帳の整備や猫用のトイレを設置する等、地域猫を適正に管理する。
  • 啓発ポスターや看板を作成し、地域猫活動の周知を行う。
  • 専門家を招いて、地域猫活動に関する講習会を実施する。 
  • 地域猫として一代限りの命を全うさせるTNR活動を行う。(TNR活動:Trap(捕獲する)→Neuter(避妊去勢手術)→Return(元の場所に戻す))
  • 地域猫のうち避妊去勢手術済みで、その証として耳先をV字にカットした猫を「さくら猫」として地域で見守る。(オス:右耳カット メス:左耳カット) 

【注意点】

  • 餌を与える場所と時間を決めて、置き餌はせずに、食事後は速やかに片付ける。
  • 排泄場所をつくり、毎日掃除を行う。
  • 地域の方とコミュニケーションを図り、活動について理解を得る。

【効果】

  • 餌や排泄物を適切に管理することで、生活環境が衛生的に保たれる。
  • 避妊手術を行うことで、繁殖を防ぎ、発情期特有の鳴き声やマーキング(尿スプレー)がなくなる。
  • 地域の問題として共同で管理することで、近隣住民同士のトラブル防止につながる。

3.その他

 本市では、飼い主のいない猫(野良猫)による生活環境への影響や過剰繁殖による被害の拡大を防止するため、不妊手術の助成制度をご案内しています。

 ※事前に申請が必要です。

 菊池市さくら猫無料不妊手術チケット交付事業

 ※「飼い主のいない猫の避妊去勢手術助成金」につきましては、令和7年12月時点で、募集上限に達しましたので、申請受付を一時停止しております。

 「地域猫」について詳細の情報につきましては、熊本県動物愛護センターのホームページをご覧ください。

 https://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/straycat/222.html

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