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運動でのばす健康寿命 春から始めるからだづくり

2026年03月01日

春の訪れとともに、外に出て身体を動かすことが気持ちのよい季節になってきました。寒い冬の間に身体を動かす機会が減ってしまった方も多いのではないでしょうか?運動を毎日の生活に少しでも多く取り入れ、心も身体も元気に過ごしましょう。

身体的健康への影響

成人の全死因・心血管死の死亡率は、主に高血圧、糖尿病、肥満などが原因で高くなります。身体活動が、男女ともに生活習慣病の予防になり、健康寿命の延伸に貢献することが示されています。

運動のメリット

運動には、カロリー消費や筋力向上、基礎代謝の向上など、健康維持に欠かせない多くのメリットがあります。 

肥満の予防

肥満は、心臓病、脳卒中、2型糖尿病、特定のがんなど、さまざまな健康上の問題のリスクを高める可能性があり、睡眠時無呼吸症候群、変形性関節炎、うつ病などの身体的および精神的健康上の問題を引き起こす可能性も示唆されています。こうしたリスクは、日常的な運動によって予防効果が期待されます。

転倒予防、怪我予防

姿勢のバランスを改善し、転倒率を低下させます。代謝亢進、心肺機能の向上から、怪我のリスクも減少します。

フレイル予防、サルコペニア予防

フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。フレイルには3種類あり、その一つが「身体的フレイル」です。代表的な例として、筋肉が衰えること(サルコペニア)が挙げられます。特に筋力トレーニングは筋肉量の向上、歩行速度の向上等に効果があり、フレイルやサルコペニアの発症を遅らせることに効果的です。

QOLの向上、骨粗しょう症の予防

女性は、男性と比べて生まれつき骨格が小さく、筋力も弱く、また妊娠や授乳期などカルシウムを大量に必要とする時期があります。そのため、加齢による骨粗しょう症のリスクが高いとされています。運動が、骨密度の上昇、筋力の向上、QOL(生活の質)の向上に意義があると報告されています。

抑うつ症状のリスク低下

運動により、セロトニンやドーパミンなどの気分を高める神経伝達物質の分泌を増加させます。また、ストレス解消、睡眠の質向上、自己肯定感の向上にもつながり、抑うつ症状のリスク低下に貢献することが期待されます。

+10で健康寿命を延ばそう

「+10(プラステン)」とは、今より10分多く、毎日身体を動かすことです。+10が毎日の習慣になれば、内臓脂肪が燃焼して腹囲や体重が減少し、高血圧や脂質異常、高血糖も改善します。理想は、歩くことと同程度のきつくない運動を1日に30~60分、週2回以上行うことです。安全で効果的にからだを動かすために、かかりつけ医や健康運動指導士などに相談してください。

+10から始めよう  


出典:厚生労働省健康づくりサポートネット (身体活動・運動 | 健康イベント&コンテンツ | スマート・ライフ・プロジェクト | 健康日本21アクション支援システム Webサイト )
 


健康のための目標

年齢別に、健康づくりのための身体活動と運動の目標が定められています。

 

身体活動(生活活動・運動)

運動

65歳以上

強度を問わず、身体活動を毎日40分

運動習慣を持つ(30分以上・週2日以上)

18~64歳

歩行以上の強度の身体活動を毎日60分息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分

18歳未満

子どもは、からだを使った遊び、生活活動、体育・スポーツを含めて、毎日、最低60分以上からだを動かしましょう。

きくち健康プランでは、「1日30分以上の汗をかく運動を週に2日以上、1年以上実施している者の割合」を、令和11年に44.5%とすることを目標としています。(令和5年:41.5%)


日常の中に取り入れて、無理なく運動しよう

じっとしている時間をなるべく減らすことがポイントです。座りっぱなし、横になりっぱなしでなく、家事や庭いじり、少しの外出などで毎日+10することが大切です。

・買い物のときに少し遠回りして歩く

・オフィスで、椅子に座ったまま足を浮かして腹筋運動

・エレベーターではなく階段を使う

・テレビを見ながらストレッチ

・体操を日課にする

・家族で公園などに出かける

安全のために

・からだを動かす時間は少しずつ増やしましょう

・体調がすぐれない時、睡眠不足のときは無理をしないようにしましょう

・病気や痛みのある場合は、あらかじめかかりつけ医に相談しましょう

・運動時の服装や靴については、快適で安全に運動できる適切なものを身につけましょう

健康アプリを利用してみませんか?

熊本健康アプリ「もっと健康!げんき!アップくまもと」は、「歩く」など日々の健康づくり活動を行うことでポイントが付与され、ポイントが貯まると協力店等で特典を受けることができるアプリです。歩数によるポイントは、1,000歩ごとに1ポイント(1日8,000歩まで=最大8ポイント)が貯まります。健(検)診の受診や、ミッションポイントなど、県内各地で開催される健康イベントに参加することでもポイントが獲得でき、楽しみながら健康づくりを続けることができます。 

公式ホームページ:熊本健康アプリ もっと健康!げんき!アップ くまもと

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