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学校給食の目的・目標

2014年10月14日

学校給食の目的・目標

給食の目的・目標

 最近の食事は自分で好きなものを選び、好きな物を食べられるような、いわゆるわがままが通る時代になっています。正しい食事のあり方や、健康からかけ離れた食習慣が定着しつつある中、学校給食で日常生活の食事について正しい理解と望ましい食習慣を養い、栄養の改善や健康の増進を図り、食料の生産や、配分、消費について正しい理解に導くことを目的としています。菊池市の重点施策として児童・生徒が心身ともに成長する大切な時期にバランスのとれた栄養豊かな学校給食を提供するとともに、家庭や地域の理解と協力が得られるよう連携を密にします。

食育の充実を目指して次のような目標があります。

食事の重要性を理解する

 食事は生きていくために欠かせないものであり、規則正しくとることが大切です。さらに自分で調理して食事の準備をしたり、仲間と食事をしたりすることで、食事の楽しさを知り、心をゆたかにすることができます。

心身の健康について考える

 健康の保持増進には、栄養のバランスのとれた食事とともに、適切な運動、休養(睡眠)が必要です。好き嫌いなく食べることや様々な食品を組み合わせて食べることで栄養のバランスがよくなります。自分の食生活を見直し、よりよい食習慣を身につけることが大切です。

食品を選択する力を身につける

 毎日の給食で、いろいろな食材が使われていることやその調理法を知ることができます。正しい知識や情報に基づいて、衛生や食の安全性について関心を持ち、自分で選べる力を高めていきます。

感謝の心を持つ

 食べ物は、自然が育てた「命」です。私たちは、これらの命をいただいて、毎日過ごしています。食べ物や自然、生産等に携わる方々への感謝の気持ちを忘れないでいたいものです。食事のあいさつで表すことも大事です。

社会性を身につける

 協力して食事の準備をすることや、はしの使い方、食事中の話題の選び方などマナーのよい食事は、相手を思いやることであり、楽しい食事につながります。

食文化を理解する

 古くから伝わる郷土料理や季節・行事にちなんだ料理があります。また、地域の特産物や外国の食事を知ることは、各地域の風土や食文化の理解を深めることにつながります。

 学校給食は学校で行う教育のひとつです。食育のための「生きた教材」として給食時間をはじめ、授業でも活用されています。

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