龍門1区虎口では、毎年1月14日に、藁(わら)と竹で馬を作ります。
馬は藁で頭から胴部、尻尾まで作り、藁でできた胴部に竹を刺して足4本を作ります。虎口では子ども達がいる世帯において、毎年持ち回りで1戸の世帯の敷地に集まって作っています。前日13日に伺った際には、藁をねじり上げて頭から尻尾まで作製する作業を行っていました。
14日には夜暗くなってから、子ども達が集落をまわり、お盆に馬を載せて「馬売りに来た」と言って各戸に売りに回ります。
この行事は、飼っている牛馬の一年間の無病息災を願って行われ始めたものといわれており、田畑を耕す牛馬は、昔の農家の方々にとってとても大切な存在だったことがうかがえます。いつから 始められたかははっきりとはしていませんが、小正月(こしょうがつ)の時期に、地域で受け継がれた伝統行事は、現在も地域の方々に継承されています。

