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川祭りと住吉日吉神社雨乞太鼓

2014年09月27日

泗水町住吉では、毎年7月20日前後の日曜日、午前中に「川祭り」として、住吉日吉神社の前を流れる井手の合志川取水口付近に御幣とナス、キュウリが飾られ、午後から保存会による雨乞太鼓(市指定無形民俗文化財)がおこなわれます。

雨乞太鼓は、菊池一族の時代この地の領主であった合志一族の隆門(たかかど)が旱魃に苦しむ住民を助けるために太鼓を叩いたところ、雨に恵まれたことから始められたと伝えられています。

一方川祭りは河川が穏やかに鎮まることを願う行事で、ある一説では、昔は河川が氾濫する原因は川太郎(河童)が原因であるとされ、河童の好物であるキュウリやナスをお供えすることで川の氾濫がないように、と願われたと考えられています。



雨乞太鼓の写真

雨乞太鼓の様子。小撥(左)がリズムを取り、大撥が勢い良く叩きます。大撥は1回ごとに、小撥は大撥の何人かおきに交代します。

 


 


吊り下げた御幣、なす、きゅうりの写真住吉日吉神社の上流にある堰のところに、御幣とナス、キュウリが下げられます。

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