東京応化科学技術振興財団より市内小中学校、市立図書館及び放課後児童育成クラブに図書の寄贈があり、令和5年10月26日に贈呈式と講演会を行いました。
財団では「科学教育の普及・啓発助成」として理科好きの子どもたちが育ってくれるように科学関連の書籍の寄贈活動を行われています。本市には図書703冊を寄贈いただきました。財団は東京応化工業株式会社の創始者が設立したもので、東京応化工業株式会社は現在、菊池市内に新工場を建設中です。その縁から、図書の寄贈とともに、財団理事長で東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭氏に、今回は菊池南中及び菊池北中校区の小学5・6年生を対象に講演いただきました。
藤嶋氏は光触媒の世界的研究者であり、ノーベル賞候補としても名前が挙がっています。今回は「理科を楽しく なぜ空は青く、雲は白いのか」をテーマに、子どもたちに理科のおもしろさを話していただくとともに、たくさんの本を読んでたくさん学んでほしいとのメッセージをいただきました。
子どもたちは真剣なまなざしで講演を聞いており、多くを学ぶことができました。
贈呈式の様子(左から)江頭実市長、東京応化科学技術振興財団 藤嶋昭理事長
集合写真(左から)東京応化科学技術振興財団 高木秀夫事務局長、藤嶋昭理事長、江頭実市長、音光寺以章教育長