令和6年7月28日(日)に 2024みんなのSDGsフェスティバルきくちが開催され、菊池市中央公民館大研修室にて市内小中学校6校のSDGsの取組について発表しました。
1.隈府小学校 わたしたちのふるさと『菊池』
隈府小学校では、SDGsの取組として防災学習や食料生産についての学習、児童会活動、村所小学校との交流会等について発表しました。また伝統文化の継承として、菊池千本槍の演舞を披露しました。これらの取組を通して、みんなでふるさと菊池を住み続けられるまちにしていくこと、持続可能な地域にしていくことを目指していきたいと発表しました。
2.花房小学校 花房の魅力を伝えよう!
花房小学校では、令和6年度現在児童数が57名となり3・4年生が複式学級になっています。令和7年度から小規模特例校となり、菊池市の子どもが花房小学校に通うことができるようになりました。そこで、みんなが大好きな「花房小」を未来に残し、花房の地域を活性化させるために、「花房小」の魅力を伝え、地域のことについての素晴らしさや伝統を伝えました。
3.戸崎小学校 サロンを通して人も地域もつながる輪
戸崎校区では、高齢者の方が集まり、交流をするサロンが開かれています。4年生の時に福祉体験としてサロンに参加し、学校紹介をしたり、自分達で秋祭りを計画して運営したりしました。そこで学んだことや、人と地域とのつながりの大切さについて発表し、みんなが住みやすいまちづくりについて提案しました。
4.泗水東小学校 仲間を増やす泗水東小SDGsの取組
SDGsを意識した各委員会の目標設定や取組について紹介し、運動会スローガンや学級通信・保健だよりにSDGsのマークを載せ、学校全体でSDGsの意識を高めていることなど、SDGsの取組の大切さや啓発に学校全体で取り組んでいることを発表しました。ともに取り組んでいく仲間を増やす「17パートナーシップで目標を達成しよう」を目指し、SDGsの仲間を増やしていくために大切ことを考え発表しました。
5.泗水西小学校 広げよう SDGsの輪
「すべての人に健康と福祉を」「つくる責任つかう責任」「パートナーシップで目標を達成しよう」の主に3つのゴールに向かって様々な取組を行っています。その中の一部の取組として世界の子どもにワクチンを届けるペットボトルキャップ集め、地球もりもり銀行、能登半島地震の義援金集め、小学校の梅の木から取れる梅を使ったジュースづくり、地域への感謝の気持ちを表す友情の森フェスティバルの取組など保護者や地域の方々を巻き込みながら活動していることを発表しました。
6.菊池北中学校 菊づくりを通したSDGsへの取組
生徒会を中心としたSDGsの取組の中で、環境美化委員会が取り組んでいる菊づくりについて発表しました。地域の菊の達人に来校いただき、菊の苗を育てるところから学び、美しい菊の花を育てています。育てた花は、地域の一人暮らしの高齢者宅に持参し、庭掃除などの手伝いをすることで、地域との交流の輪も広がっています。また、第33回くまもと環境賞の地域貢献賞として表彰され、これからも菊の栽培を通して、地球環境を守り、地域とのつながりを大切にしていきたいと発表しました。
参加者全体集合写真
(前列中央㊨来賓の福岡教育大学 副学長 教育学部長 石丸哲史教授、前列中央㊧音光寺教育長)