令和5年5月10日~11日に韓国の4農場から口蹄疫が確認されました。韓国ではワクチン接種による口蹄疫の予防対策が講じられてきましたが、今回の発生は平成31年1月以来4年ぶりとなります。
韓国と地理的に近く人的交流が増加していることを踏まえ、防疫対策の徹底、万が一の発生に備えた蔓延防止対策の体制整備等をよろしくお願いします。また、熊本県では「熊本県防災情報メールサービス」を利用し、悪性家畜伝染病の発生情報をメールでお知らせするサービスを行っています。畜産関係者におかれましては本システムの活用をよろしくお願いします。
牛及び豚等偶蹄類を飼養されている方へのお願い
- 飼養家畜の健康観察を毎日行い、異状の早期発見・早期通報に努めてください。
- 畜産関係者の方は、口蹄疫の発生国への渡航の自粛をお願いします。
- 家畜の管理者以外の者の農場敷地内への出入りを原則的に禁止してください。やむを得ず農場内に入場させる際には、口蹄疫の発生地域への旅行・視察等の訪問履歴の無いことを確認してください。
- 農場の清浄性を確保するため、農場敷地及び畜舎の消毒を徹底してください。また、敷地及び畜舎への入退場者、入退場車両の出入りの記録を徹底してください。出入り口には消毒薬を準備し、入退場時の適切な消毒(車両については、運転席の足元等の車両内部も含む)を実施するよう指示してください。