緊急情報はありません

畜産業

Livestock Industry

福岡県久留米市の野生イノシシにおける豚熱陽性事例の確認について

2025年08月20日

 令和7年8月18日(月曜日)、福岡県久留米市で捕獲された野生イノシシにおいて、豚熱ウイルスの陽性事例が確認されましたので、本市においても発生のリスクが高まっております。

 市民の皆様におかれましては、野生イノシシの死体を発見した場合には、菊池市 農政課へご連絡をよろしくお願いします。



市民の皆様にお願いしたいこと

(1) 生産者の皆様へ

以下の項目について徹底をお願いします。

・豚舎毎の手指の洗浄・消毒や専用長靴の設置並びに使用

・防護柵や防鳥ネットの設置等による野生動物の侵入防止

・農場内の整理整頓及び消毒

・農場出入口での消毒

・飼養する豚の健康観察

・異常豚発見時の早期通報

・適正なワクチンの接種

・食品循環資源利用農場では、循環資源を適切に加熱すること

・農場出入り及びと畜場出荷の際の車両消毒


(2) 畜産関係団体の皆様へ

 生産者の皆様、消費者の皆様の両方に向けて、豚熱についての指導・啓発を行うことで、豚熱の発生予防及び感染拡大防止に御理解・御協力を賜りますようお願いします。


(3) その他

 本州等の感染確認地域では、野生いのししの間で豚熱の感染が拡大しています。九州でもすでに4県に拡大しています。当該地域に限らず、登山・狩猟・キャンプを行う際には、ウイルスを山林から持ち帰らないよう、靴底の消毒等の御協力をお願いします。


(4)消費者の皆様へ

・豚熱の人への感染は、国際機関(WOAH:国際獣疫事務局)の情報においても世界的に報告されていません。

・豚熱にかかった豚やいのししのお肉が市場に出回ることはありませんので、安心してお召し上がりください。


【報道機関へのお願い】

疾病のまん延を引き起こすおそれがあることから、県内の農場や関係施設へは立ち入らないようお願いします。


記事リンク

福岡県における野生イノシシの豚熱感染事例について(農林水産省ホームページ)

豚熱(CSF)について(農林水産省ホームページ)

消費者の方へ(農林水産省ホームページ)


 






トップへ戻る