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菊池市産後ケア - ゆったり育児相談 -

2023年11月14日

妊娠・出産によってお母さんの身体は心身ともに変化し、産後は生活スタイルも一変します。そんなお母さん方が安心して子育てできるように、菊池市では産後ケア事業を実施しています。

今回は、菊池市の産後ケア「通所型」を委託していますmahiro助産院の三島助産師にお話を伺いました。


産後ケア事業(サイト内リンク)
出産後の育児の不安がある方、心身のケアが必要な方、支援が必要な方が安心して子育てができるよう産後のサポート(助産師による相談や支援)を実施。


どのような助産院ですか

mahiro助産院は熊本市北区鶴羽田にある助産院です。妊娠前から妊娠、出産、子育ての期間を助産師としてケアを通して伴走させて頂いています。mahiro助産院は、ホッと一息つけるような存在に。そして、子育てする人たちが安心して心に余裕が持てるような事業展開をしています。 

ひとりではなくみんなで支え合い  まあるく輪になる助産院を目指しています。


委託内容についてお聞かせください

菊池市では、「宿泊型」、「通所型」、「訪問型」と3つのスタイルを実施されています。その中でも、私たちは利用者に来てもらうスタイルの通所型の委託を受けており、通所型はさらに「施設型」と「温泉型」に分かれます。このスタイルは他自治体にはあまりなく、珍しいやり方だと思います。菊池有形の場所や温泉を活用することで、利用者さんがより菊池市の良さを再発見して「菊池で子育て出来て良かった」と感じてもらいたいと思っています。

看板の写真   


 

温泉を活用した産後ケアプログラム

温泉型の産後ケアは、お母さんにゆっくり温泉に入っていただくことと、菊池温泉の良さを改めて実感してもらえるものと思っています。

産後って「ゆっくりしてください」っていうのがなかなか難しいと思うんですね。ホルモンのバランスが乱れるとか、赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいになっている時に「温泉」というツールを使ってちょっとほっと一息つけて、そして他の利用者さんとも悩みが共有できたりとか息抜きになるのかなと思っています。

利用風景(温泉施設)の写真   


 

産後ケアでの相談とは

初産婦さんであったら、赤ちゃんのお世話についてとかですね。初めての子育てで自分の体調がなかなか優れないとかという身体的な面とか、気持ち的な心理的な面の相談が多いです。経産婦さんになると、上のお子さんがいて、家族が増えたことの悩みとかゆっくり休みたいとかいう方も多いかなと思います。
お母さんの悩みよりも「赤ちゃんのこと」を相談される方が多いです。赤ちゃんの体重の増え方とか母乳が足りているかとかの相談が多いですね。

こども健診センターの写真   


 

産後ケアを受けるメリット

産後ケアを受けることで、まず子育てするお母さんの心に余裕ができる時間が増えるということはあると思います。ちょっと自分以外の人が抱っこしてくれるとか、自分以外の人が赤ちゃんと触れ合うところを見るだけでも心に少し余裕が生まれると思います。

そういうところで私たちのようなサポーターとして、家族以外にもサポートしたい人がいるということに気づいてもらいたいですね。

産後ケアに来る前は、「どんなことをしてもらうんだろう」とか「緊張してきました」っていう方もいますけども、「気軽に来て、自分も楽しんで癒されて帰れるんですね」っていう声も多いですよ。こういった声は私たち自身もとても嬉しいですね。

三島助産師の写真   


 

出産を控えている方へのメッセージ

出産に対して「不安だな」と感じている方が多いと思います。出産と子育ては別のカテゴリーに分けられるように感じますが、「伴走型支援」のように、まず妊娠中(妊娠前からでもいいです)から、気軽に助産師や市の保健師さん、病院以外の地域にいる人に少しお話しをすること、そこで少しでも繋がりを持って、妊娠中から気軽に相談できる環境づくりすることが大事だと思います。最初は勇気がいると思うんですけども、気軽にお話ししに来てもらえたらありがたいなと思います。

出産後は「産後ケア」においでいただき、菊池温泉で心もからだも「湯ったり」とリラックスしてもらい、そのあとで「気軽にゆったり」とお話ししましょう。

お待ちしています!

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