公衆衛生看護を学ぶ目的で、熊本保健科学大学から4名のインターンシップを受け入れました。
令和5年度は、5月15日~26日まで、9月25日~10月5日までに分けて菊池市で学びを深めました。
5月は、地域に出向いて地域アセスメントを行い、地域の現状を中心に学習し、9月は、保健師業務における継続的な視点及び事業評価・管理を中心に保健師業務、地域支援の方法及び技術を学びました。また、乳幼児健診や高齢者の通いの場等で実体験も行いました。
保健師・看護師等を目指そうと思ったのはなぜですか
- 病院での実習の中で、一次予防に携わることができる保健師の仕事が魅力的であると感じたことがきっかけです。
- 養護教諭を目指しており、保健師の予防的な健康づくりの視点も必要だと思ったからです。
- 生活習慣病の患者さんが多いことから予防的な視点で関わりたいと思ったからです。
- 高校生の時に一日看護体験で看護の奥深さを感じ、看護師を目指すようになりました。
菊池市はどんな印象でしたか
- 住民の方々が快く話してくださり、とても温かな地域だと思いました。
- 自然豊かで温泉があり、稲作や畜産など地域によって特色があり、魅力的な街だと思いました。
- 幼いころから菊池渓谷や菊池神社に来ており、思い出のある地域です。
菊池市ではどの学習が印象的でしたか
- 地域の方にインタビューを行ったことです。
- 地区調査が印象に残っています。地域の人と話すことで、データでは分からない地域の魅力を実感できたことが印象的です。
- 健康教育です。発表の際は緊張しましたが、住民の方が一生懸命聞いてくださり、とても楽しみながら行うことができました。
インターンシップを通しての感想をお聞かせください
- 実習を担当してくださった保健師さんがとても熱心に丁寧に対応していただき、充実した学びの機会となりました。ありがとうございます。
- 保健師としての活動を実際に体験できたことがとてもよかったです。
- 地域や市役所の方々が温かく迎え入れてくださり、とても楽しく実習に臨むことができました。
- 市役所では、子どもから高齢者まですべての世代に対して、病気の予防や健康促進するための保健事業を手厚く展開されていることが印象的でした。
夢に向かって
通算で約1か月間、菊池市内で様々な体験を行い、市民と対話する中で様々な課題を見つけ、「市民がより健康で過ごせるためにはどうすればいいのか」、自分たちなりに考えたアイデアを提案していました。派遣元の先生からは、「しっかりと観察ができている。実現可能性を含め、菊池市にとって何が有効か?そのことをしっかりと深堀りしてほしい。」との講評をもらっていました。
皆さんの目標が達成できますように、菊池市職員全員で応援しています!
いつかは、菊池市の保健師になってくれることを期待して。