緊急情報はありません

「相談してよかった」の声が、私の原動力です ―地域に寄り添う新卒保健師の挑戦

2025年07月01日

地域に寄り添い、あたたかく支える保健師として菊池市で働く新卒職員に、仕事のやりがいや市の魅力、そしてこれから市職員を目指す方へのメッセージを伺いました。

  gazo1

 職種 :保健師
 採用年:令和7年4月採用


 ある1日のスケジュール
8:15   出勤
8:30メール・スケジュール等確認
8:40事務、電話や窓口対応
11:00昼休憩(午後から健診のため)
12:00移動
12:303歳児健診
16:00帰庁後、事務処理
17:15終業
17:30退庁
 保健師を目指したきっかけは?

地域の方と身近に関わりながら、予防医療を行うことができる保健師という職業に魅力を感じたからです。

私の大学は、全員が看護師と保健師の免許を取ることのできるカリキュラムになっており、1年生の頃から保健師についての講義がありました。保健師の実習で、2歳半歯磨き教室や、3歳児健診など母子に関する事業、健康教育や健康相談を高齢者の方に行う事業に参加させていただきました。

健康相談では、地域の方の血圧測定や健康指導を学生で行う中で、不整脈を見つけ、病院受診に繋げることができた経験をしました。地域の方に関わることで健康に過ごすお手伝いをしていることにやりがいを感じ、また、出生から高齢者まで幅広い年代の方に関わり、様々な話を聞けることに楽しさを感じ、目指し始めました。

菊池市職員を目指したきっかけは?

菊池市は子育てサポートに関して満足度が高く、自然が豊かな地域です。学生時代の実習先が中心部とは離れたところで、健診中に保健師と心理士と栄養士が一人ひとりに時間をかけ話している様子をみて、私も地域の方が相談をすることで満足して帰ってもらえるような保健師になりたいと思っていました。子育ての満足度の高い菊池市であれば、地域の方一人ひとりと話すことでより良いサポートに繋げる活動ができると思ったことがきっかけです。

現在、主にどんな仕事をしていますか?

保健師業務として、母子手帳の交付や3歳児健診を行っています。担当業務として歯科に関わること、育児相談に関わる手続きも行っています。

どんな時に(専門職・市職員として)仕事のやりがいを感じますか?

市民の方の表情から「安心した」「話してよかった」という気持ちが伝わってきたとき、この仕事を選んでよかったと思います。また、健康相談で、市民の方の体の異変を発見し病院受診につなげられた時も、大きなやりがいを感じました。

働く上でどんなことに心がけていますか?

住民と直接話す短い時間の中で、その方の生活を知り、寄り添えるようにと考えています。住民の方が、話を聞いてよかったと思われるよう、確実なことを伝えるように心がけています。

職場の雰囲気を教えてください

優しく経験が豊富な先輩方ばかりで、話しやすく相談しやすい雰囲気なので安心して楽しく業務を行っています。

入庁する前の市役所(仕事)のイメージとのギャップは?

保健師として市役所に従事するため、健診や訪問することが多いかと思っていましたが、会計や事業の手続きなどの事務作業が多いことにギャップを感じました。
しかし、実際に事務作業をすることは、住民に届く前段階の仕組みづくりに関わっていることや、書類を通して多部署と連携する大切さを学べるのでとても役立っています。

あなたにとって菊池市はどんなまちですか?

菊池渓谷をはじめ、自然豊かな場所が多く、落ち着いたまちだと思います。お米や野菜、お肉も美味しいため食事も楽しめるところもポイントです。

菊池市職員を目指す皆さんへメッセージを!

市役所職員は、様々な関係者や市民の方と身近に関わるだけでなく、業務内容も多様なため、市民の方が住みやすく、居心地が良いと感じられるまちづくりに携われる魅力的な仕事です。保健師は、専門知識を用いながら地域の方の問題解決に向けて、幅広い年代の健康に関わる仕事です。悩むこともありますが、やりがいがあり、自分の成長にも繋がります。食べ物や自然など魅力の多い菊池市で、みなさんとお仕事ができる事を楽しみにしています。

gazo2   


 

専門職として地域の皆さんに伝えたいこと

地域の方が健康に過ごすことができるよう、一人ひとりのお話を聞きながら、支援を行っていきたいと思っています。相談したいことがあれば、いつでも頼ってほしいと思います。

トップへ戻る