適正受診にご協力をお願いします!
現在、医療費が増加傾向にあります。誰もが安心して医療を受けられる医療保険制度を維持していくためにも、医療費の適正化にご協力ください。
かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ちましょう!
かかりつけ医とは、日常的な病気のことや治療内容、健康管理の相談などに応じてもらえる身近なお医者さんのことです。信頼できるかかりつけ医を見つけ、健康管理の心強い味方になってもらいましょう。
かかりつけ薬局とは、アレルギーなどの体質や薬の履歴管理、市販薬や健康食品の取扱い、介護関連商品の相談にも応じてくれる薬局のことです。お薬を一元的に管理することで重複服用を防止できます。いつでも気軽に相談できる身近なかかつけ薬局を見つけましょう。
はしご受診(重複受診)はやめましょう!
同じ病気で複数の医療機関を受診する「はしご受診」は、その都度に初診料や検査費用がかかってしまい、医療費増加の原因になります。また、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまう心配もあります。
【重複受診を避けるには】
- 気になることは遠慮せず納得するまでお医者さんに相談しましょう
- 専門医を受診したいときは、かかりつけ医に紹介してもらいましょう
- 紹介を受けて他の医療機関を受診する場合は、それまでの経過をきちんと報告しましょう
時間外受診を控えましょう!
休日や夜間などの時間外診療は、緊急性の高い患者の治療に支障をきたしたり、医師の負担を増やしております。また、時間外の医療費は、通常よりも割増しとなっており医療費の増加に繋がっておりますので、緊急性がなければ、診療時間内に受診しましょう。
お薬は適切に服用しましょう!
薬は病気やけがを治す手助けをしてくれますが、正しく服用しなければ思わぬ副作用を引き起こすこともあります。そのため、専門家からの適切なアドバイスを受けて、正しい使用方法を理解してから服用しましょう。
- 薬の使用時間、量、回数などの指示を守りましょう
- 使用期限や保管方法の指示などを守り、きちんと管理しましょう
- 薬を使用しているときは体調の変化に注意し、気になる症状が出たときは自己判断せずにすぐ相談しましょう
【ポリファーマシーの予防】
ポリファーマシーとは、多くの薬を服用しているために、副作用や薬物有害事象※を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなっている状態のことをいいます。(多くの薬を服用していても、治療や健康管理のために必要で適切に服用できている場合はポリファーマシーではありません。)※薬物有害事象:薬との因果関係がはっきりしないものを含め、患者に生じる好ましくないあるいは意図しない兆候、症状。
高齢になると、複数の病気を持つことにより処方される薬の種類が増えたり、受診する医療機関が複数になることから、服用する薬が増える傾向があります。また、加齢に伴う生理的な変化により、薬を分解したり体の外に排出する働きが弱くなることから、薬が相互に影響しあうことで、薬が効きすぎてしまったり、効かないなどの副作用が起こりやすくなります。お薬を適切に管理することで余分な薬を減らし、ポリファーマシーを予防しましょう。
【お薬手帳は一人一冊に】
病院や薬局ごとにもらったお薬手帳は「一人一冊」にまとめ、服用しているすべての薬を一冊に記録することが大切です。 お薬手帳がいくつもあると、同時期に複数の医療機関(歯科含む)にかかった場合、意図せず他の医療機関から同じ成分の薬が処方されていたり、薬同士の飲み合わせが悪いなどの問題が起こる場合があります。特に服用薬剤数が多い高齢者の場合、ふらつきや認知機能の低下など副作用が起こりやすいリスクがあります。お薬手帳を一冊にまとめたい場合は、薬局にご相談ください。
リフィル処方箋を利用してみましょう!
リフィル処方箋は、症状が安定している患者について、医師が長期処方を可能と判断した場合、最大3回まで医療機関を受診せずに薬局で同じ薬を受け取ることができる制度です。患者にとっては、医療機関を受診する回数が減ることで、通院にかかる時間や費用の負担が軽減されます。※リフィル処方箋を希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。
【リフィル処方箋の注意点】
- 投薬量に制限のある医薬品や湿布薬などは対象外になります。
- リフィル処方箋を繰り返し利用できるのは最大3回までです。
- 調剤後は、薬局からリフィル処方箋(原本)が返却されますので、次回調剤日までなくさないように保管してください。
- リフィル処方箋を出す薬局は、1回目から3回目まで同じ薬局であることが推奨されています。
- リフィル処方箋を受け取っていても、症状に変化があった場合は、医師の診察を受けることができます。
項目 | 分割調剤 | リフィル処方 |
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処方箋の枚数 | 分割回数分の枚数 | 1枚 (最大3回まで繰り返し使用) |
対象 |
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小児救急電話相談を利用しましょう!
夜間や休日に、お子さんが急な病気にかかって心配なときは、小児救急電話相談(#8000)を利用しましょう。病気への対処方法や応急処置、受診可能な医療機関の情報を提供します。
相談受付時間
平日:午後7時から翌朝8時まで
土曜日:午後3時から 翌朝8時まで
日・祝日:午前8時から翌朝8時まで
ジェネリック医薬品を利用しましょう!
【ジェネリック医薬品とは】
ジェネリック医薬品とは、これまで使われてきた新薬の特許が切れた後に作られた、厚生労働省から「新薬と同じ有効成分を同量含んでおり、同等の効能や効果が得られる」と認められた薬の事です。ジェネリック医薬品によっては、新薬とまったく同じではなく、飲みやすさや副作用を抑える工夫などの改良が進んでいる場合もあります。ジェネリック医薬品に切り替えることで自己負担を減らし、医療費の節約にもつながります。
【ジェネリック医薬品を利用するには】
ジェネリック医薬品への変更希望をお医者さんや薬剤師に相談しましょう。「ジェネリック希望シール」や「ジェネリック希望カード」を提示して希望を伝えることもできます。
※すべての新薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。お医者さんの指示により変更できない場合もあります。
問い合わせ先
菊池市役所保険年金課国民健康保険係(電話番号:0968-25-7218)
高齢者医療・年金係(電話番号:0968-25-7218)
七城支所市民生活課(電話番号:0968-25-1060)
旭志支所市民生活課(電話番号:0968-25-3331)
泗水支所市民生活課(電話番号:0968-25-2023)