本校、地域の方々による「おはなし会」や「読み聞かせ」などが行われています。しかし、昨年度は、新型コロナウィルスの関係から一度も行うことができませんでした。そして、今年度、「今年(度)はできるかな」と期待していたのですが、新型コロナウィルスの状況に改善が見られず、現在のところ実施できていません。
そんな昨日のことでした、本校の濵村先生が、校長室に来られて「おはなし会をします。よかったら見にこられませんか」と誘っていただきました。本校では、「読書も好きな子」を目指し、「毎週木曜日はみんな本を借りて帰ろうの日」を設けたり、学校図書館の充実を図ったり(学校司書 上原先生)、読書月間などを設けたり、図書委員会の活動の充実を図ったりといろいろ取組を進めています。
そんな中でのお誘いです。うきうきしながら1年生の教室へと向かいました。みんな元気なあいさつを返してくれました。いよいよ濵村先生のおはなしが始まります。導入、2つのお話に関わるクイズを出されました。例えば、「おはなしにはふたり出てきます」「帽子をかぶっています」「お料理することと食べることが大好きです」といった具合です。一つのお話に5つのヒントが出されました。そのうち、「わかった」という子どもたちが答えていきますが、なかなか正解にたどり着きません。そして、ある女のが答えました「ぐりとぐらのおはなしです」と。正解です。
みんなから「あ~(そうだったのか)」「知ってる~」などの声が。当たらなかった子は少しくやしそう。
その後、2つめのお話に移ります。ヒントの一つ目、「おはなしにはふたり出てきます」「え~、おんなじ?」などの声が上がります。その後、ヒントの2つ目、3つ目・・・と進んでいきます。わかったと思う子は答えますが、こちらもなかなか正解になりません。5つ目のヒントが出された時です。ある女の子が手を挙げました。「からすのパンやさんです」と。正解です。
なんと、「ぐりとぐら」「からすのパンやさん」のどちらも正解したのは一人の女の子でした。
私もおどろきました。ひょっとすると、今までたくさん「読み聞かせ」をしてもらったり、「おはなし会」を聞いたりして多くの本に親しんできたのではないかと感じました。
その後、私は、検食がありましたので1年生教室を辞去しました。おそらく、この後、「エプロンシアター」などがあったようです。1年生のみんな、楽しい「おはなし会」があってよかったね。おそらく、また、濵村先生や大坂先生がやってくれるのだはないかと思います。楽しみに待っててね~。