今日も朝の出来事を。朝、あいさつを子どもたちと交わしている時です。今日は、小雨が降っていました。ですが、小雨でしたので傘をさして草むしり(あいさつを交わしながら草むしりもしています)をせずに傘を置いて草むしりをしていました。しばらくすると子どもたちがやって来たので、あいさつを交わしながらいつものように「がぶがぶちゃん」で、みんなと握手をしました。「今日も一日がんばってね」など言いながら。そんな中、ある班の子たちがやってきました。その中の一人が、傘をささずにあいさつを交わしている私の後ろから、自分の傘をかざしてくれたのです。しばらくの間。「ありがとうね」と言うと学校に向かって歩き出しましたが、またすぐに、「校長先生、やっぱり濡れますよ」と、歩道に置いていた私の傘を手に渡してくれたのです。「ありがとう。優しいな~」と伝え、傘を手にすると安心したように学校へと歩いて行きました。
優しさをありがとう。その子は、下写真の子です。
その少し前にもうれしいことがありました。毎日、とても気持ちのよいあいさつをしてくれる班があります。5年生の田中桃萌さんが班長をしている班です。遠くからでも私を見かけると、大きな声であいさつをしてくれます。そんな田中さんの班が私のところへ来たときです。「はい、がぶがぶちゃんと握手」といって握手をした時、リーダーの桃萌さんが「校長先生、いつも、草取りありがとうございます」と言ってくれたのです。本当にうれしい言葉でした。
それからしばらくして、運営委員会の子どもたちのあいさつ運動が終わりました。「校長先生、先に失礼します」という子どもたちの気持ちのよい言葉を受け「今日も、ありがとう」と返した後でした。運営委員会の4年生の子(下写真の子)が私のところにやって来てこう言ってくれたのです。「校長先生、今日の1時間目おせわになります」と。実は、私、過日から1時間ずつ各学級を回り授業を見させてもらっています。そして、19日(水)の1時間目が4年生の授業を見る日だったのです。4年生の子がそんな言葉をいってくれるなんて思ってもいませんでした。「ありがとう」とお礼を伝えるとはずかしそうに微笑んでくれました。
本校には、こんな子どもたちがたくさんいます。子どもたちの優しい行動や言葉にいつも元気をもらったり温かい心(気持ち)にしてもらったりしています。
これからも、そんな子どもたちの姿をたくさん伝えていきたいと思います。
※本ブログは、19日に公開したものですが、記述内容にあやまりがありました。お詫びの上、訂正をさせていただき、20日付けで新たに公開しました。申し訳ございませんでした。