本校では、ここ数年、水難事故を無くすために水泳期間中に 「着衣水泳」をやっています。今年度も YMCAから辻様と長瀬様にお越しいただき指導をしていただきました。3、4年生、1、2年生、5、6年生の順で、時間をずらして行いました。私からは「自分のいのちは自分で守る学習であること」、「子どもたちだけで川や水たまりなどに行ったり遊んだりしないこと」などの話をしました。その後、学年ごとに「着衣水泳」を行いました。辻様、長瀬様からは、おぼれた人を見かけたときにまずすべきこととして「119番に電話する」「大声で助けを求めたり大人を呼んでくる」ことなどが話された後、ペットボトルやカバンなどを使っておぼれている人を助ける方法を学んだりしました。その後、いよいよ自分たちもプールに入り「自分のいのちを守る」体験をしました。ペットボトルをあごのところにおいて浮く方法、あおむけになって大の字に浮かぶ方法、 服を着たまま泳ぐことのむずかしさ、服を抜いて泳いだ時との違い等々。特に高学年は、ふいに(予期せぬときに)水の中に落ちるとどうなるのか(本当は、一人で足をすべらせたりして予期せぬ状況で落ちるとどうなるかということですが、ここでは場の設定上、落とす役、落とされる役をつくりペアで行いました)などについても体験しました(この体験は、昨年度はなかった学びです)。
「自分のいのちは自分で守る」ための体験学習、子どもたちは真剣に学んでいました。以下に各学年の「体験学習の様子」をお伝えします(※この「着衣水泳」については、昨日の熊本日日新聞(朝刊)でも紹介していただきました。辻様、長瀬様におかれましては、今年度もご多用な中、本校の子どもたちのためにありがとうございました。
【3,4年生の着衣水泳の様子】
【1,2年生の着衣水泳の様子】
【5,6年生の着衣水泳】