夏休みに入って4日目となりました。連日、本当に暑い日が続いています。最近の暑さは、私たちが子どもだったころの暑さとまた少し違うように思います。気温の上昇に加え、日差し、体を包み込むような熱波、それに、湿気、地面からの照り返し等々。長時間、外で遊んだり、過ごしたりするのは確かに「危険」と感じることがあります。夏休み、外を走りまわったり、遊びまわったりしていたそんな昔の様子は、あまり見かけないように思います。さて、夏休みが始まった27日から本校では、希望者による補習を午前9時~午前11まで行いました。その初日のことです。補習が終わった6年生が児童玄関のところに出てきました。ですが、「すぐに帰る」という様子が見られません。6年生の子どもたち、なにやら大きな「箱」のようなものを持っています。そのうち、担任の渡邊先生も玄関に出てこられました。「何かあるな」と思いましたので、私も玄関へと向かいました。話を聞くと、「これから保育園へ行きます」とのこと。本校の6年生の子どもたち、毎年「保育園との交流」を行っていましたが、ここ2年、新型コロナウィルス感染症の関係から交流ができていませんでした。このようなこともあり、渡邊先生から、「何らかの交流ができませんか。6年生と保育園の子どもたちと交流をさせてあげたいです」といった相談があっていました。その答えの一つが、今回の「行動(6年生が作ったものやビデオを届けること)」だったようです。その後、6年生の子どもたち、保育園へと向かいました。
保育園に着くと、保育園の先生や園児たちが「何事だろう?」と玄関に出てこられ(やってき)ました。そこで、6年生の子どもたちから「みなさんなのために作りました。遊んでください。ビデオを観てください」といった紹介がありました。園児たち、大きな箱(コアラ号)に驚いていたようですが、中に入っているものにも興味津々の様子でした。
中には、これらの遊具やその使い方、また、読み聞かせや合奏、ダンスなどの映像(作成、編集は6年生の子どもたち自ら行ったそうです。約7分程度)が入ったDVDも添えられていました。私も、そのDVD、観させてもらいました。すばらしい編集技術と、子どもたちの保育園の子どもたちに喜んでもらうために一生懸命に作成した「遊具(やその使い方)」、合奏やダンスなどがそこには紹介されていました。これらを観た保育園の子どもたち、たくさん楽しんでくれたのではないかと思います。
(遊具)さかなつり、音がなるキャップ
(創作物)ブーン(コアラ号)
(その他)読み聞かせ「こわい話」、合奏「ラバーズ・コンチェルト」、ダンス
以下の写真はDVDで紹介されているものをカメラで撮影したもの(一部)です。








なお、読み聞かせと合奏については、下記をクリックしていただきますと聴くことができます。