「ありがとう」「ありがとうございます」

2021年09月02日

今朝のことでした。久しぶりに雨が降っていました。そんな中、正門のところで子どもとあいさつを交わしていると歩道西側から、重たそうに荷物をもった子どもたちがやってきました。その子どもたちが近くに来た時、話をすると、登校班の子が途中で忘れ物に気づき忘れ物を取りに帰ったとのことでした。そんなこともあり、二人の子は、その子のランドセルと傘を持ってくれていました。でも、その時は「雨」が少し降っていましたので、「傘まで渡す?」と不思議に思いました。もしかすると傘も渡すほど(走って帰るほど)「急いで帰る必要があったのかもしれないな」「とっても大事な忘れ物だったのかもしれないな」と、思いました。

荷物を持ってくれた子たちの画像



荷物を持ってくれてありがとう。

私は、その子(忘れ物を取りに帰った子)がやって来るのを正門の所で待っていました。10分くらいたった時でしょうか。その子の姿が遠くに見えました。近くまで来るとその子は雨に濡れていました。見ると手に「大切なもの」が持たれていました。その大切なものとは「お弁当」でした。ご家族の方に作っていただいたお弁当。大切な大切なお弁当です。忘れたことに気づき、必死になって取りに帰ったにちがいありません。息も「ゼーゼーハーハー」と上がっています。そんなその子の姿を見て何とも言えない気持ちになりました。

いつもお弁当づくり、ありがとうございます。

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