今日のブログのタイトルは「青空の下で」です。今日の4時間目のことでした。私は、運動会に向けてあまりにも繁っている草を刈り払い機で刈っていました。ふと見ると、運動場入り口の水道のところに子どもたちの姿が見えました。遠くでしたので何年生かよくわかりませんでした。私は、子どもたちが理科の勉強でやって来たのだろうと思っていました。刈り払い機のエンジンの音もあって、子どもたちの声は聞こえませんでした。そんな様子を目て、また草を刈りはじめました。それからしばらくしてでしょうか。なんだか、鳥のさえずりのような「ピーピー」といった音が聞こえたような気がしました。そこで、振り返ってみると、そこには先ほどの子どもたちの姿が。刈り払い機のエンジンを切ると「リコーダー」の音が。よく見ると、子どもたち、手に手にリコーダーを持ち音楽の練習をしていたのです。
新型コロナウィルス感染症に関わり、現在、熊本県ではまんえん防止重点措置が発令されています。12日までだった期限も30日まで延長となりました。この「まんえん防止重点措置」を受け、音楽の授業をどうするかが会議でも議題となりました。話し合いの結果、「体育館で行う」となりました。しかし、「体育館での音楽」、まだ、暑さも厳しく「歌を歌ったり合奏をしたり」を45分行うと暑くてどうにもなりません、そんな具合です。そんなこともあり、外での「音楽」になったのだと思います。
子どもたち、屋外で行うにあたって防虫スプレーをしての「音楽」となったようです。こんなふうに「音楽の授業」でもつらい思いをさせています。ですが、子どもたちの様子は「限られた環境の中で精一杯頑張る姿」、そのものでした。
この6年生の子どもたち、歌声もとてもきれいです。今度は、「青空の下で」、大空に響く歌声を聴かせてくれるのかもしれません。