毎週月曜日の朝は「みんなで友情の森をきれいにしようの日」にしています。それからしばらくして、運動会を前に6年生の子どもたちが「運動場が草でいっぱいなのでみんなで草取りをしたいです」と申し出てくれました。それでも月曜日だけでは草はとりきれそうにありませんでした。そこで、今週から来週にかけて、朝、子どもたちみんなで「草取り」をすることにしました。しかし、週始めの天気予報では、今週の天気は「雨模様」ということでした。そんな週初め、やはり小雨が降っていました。「草とりどうしよう」と悩んだのですが「傘をさせばできるかも」という程度の雨でしたので「実施」することにしました。
子どもたちにとってみると大変なことだったように思います。「傘をさして草取り」ですから。でも、子どもたち一生懸命にやってくれました。
「自分たちの学校(運動場)は自分たちできれいに」、子どもたちの様子からそんな気持ちが伝わってきました。それから、数日、今日も朝から草取りを頑張ってくれました。「継続は力なり」、そのものです。運動場(トラック)は、見違えるほどきれいになっていっています。
私もやっていて、「きついことだけれど、みんなでやると楽しいな」そんなことを強く感じました。そのことを子どもたちにも伝えました。子どもたちの表情も晴れやかです。こんな体験(勤労)を通して、「力を合わせることの大切さ」や「続けることで何がどのように変化していくのか」などを、言葉できちんと伝えていかなければと思いました。草取りの後にはみんなに一言伝えるようにしています。前述のことと併せて、「自分をほめてあげましょう。友達をほめましょう」、そんな言葉を伝えて今日の草取りは終了しました。ご家庭でも、この草取りのこともほめていただければ幸いです。本当にみんなよく頑張っています。