本校では、去る14日に後期始業式を行いました。始業式の校長講話では、本校の出身で過日、オスロで行われたレスリングの世界選手権で優勝した古市雅子さんの話をしました。本校出身ということも含めて、そんな先輩が世界大会で優勝したということに子どもたちみな驚いていました。その話に続けて、私がいつも子どもたちに伝えている「持つ・解く・超える」の話をしました。
〇「持つ」・・・夢や目標、目的を持つ
〇「解く」・・・夢や目標、目的を達成するために努力する
〇「超える」・・・そこから一歩先に更に進む、自分に負けない
といったことを。「持つ・解く・超える」の話の際は、私が習字で手書きした紙を見せながら話をしました。
実は、この「持つ・解く・超える」については、前期の終業式にも話をしようと思って用紙も持って行っていたのですが、前置きや他の話が長くなったため、この用紙を使うこと、話をすることもありませんでした。
そんな中、一人の女の子が、終業式の日にも、始業式の日にも、この用紙を校長室に持って行くのを手伝ってくれました。そして、始業式に持って来てくれた時のことです。自らがイメージした「持つ」「解く」「超える」を体で表現してくれるではありませんか。「抽象的な言葉を体を使って表現する」。なんとも素敵なことだったので、その様子を写真におさめさせてもらいました。
その子は、「持つ」「解く」「超える」をこんな風に表現してくれました。
すてきな時間でした。「ありがとう」。私も「持つ・解く・超える」で頑張ります。