本校の11月の生活目標は、「たくさん本を読もう」です。現在、学校においては、新型コロナウィルス感染症への対策の関係から「タブレット」を活用した授業やドリル学習などが積極的に進められています。このことは、実施している現場(学校)としても大変効果的で、活用によっては、期待以上の成果をもたらしてくれることを実感しています。子どもたちは「タブレット」が大好きです。取り扱いについては、私たちの想像をはるかに超え、あっという間にうまくなっていきます。
そんな中において思うことがあります。それは、紙媒体、つまり「本」などの利用が減少していくのではないかということです。私は、情報機器と図書資料(本:読書)は、車の両輪だと考えています。今の時代情報機器の活用は欠かせないものです。しかし、一方で同じくらい「本」(読書)も欠かせないものだと思っています。情報機器の時代だからこそ、できればそれ以上に「本」というものの大切さを認識し、読書を楽しんでほしいと思います。言わずもがなですが、「読書」は、「心」と「知」を育んでくれます。大きな力と可能性を持ったすばらしいものです。しかし、現実的には、「読書(量)」が減少している実態があります。寂しいことです。
そんな中ですが、学校においては学校司書の先生が、また、図書委員会の子どもたちが「読書」(推進)のために一生懸命に力を尽くしてくれています。
本校では数日前から給食時間に「図書委員会」の子どもたちが、放送で、本の紹介をしてくれています。本の一説を数分朗読して「興味がある人は、この続きを読んでください」という紹介の仕方です。
図書委員会のみんなありがとう。
また、図書室の外(西側の壁)には、本の紹介のコーナーがあります。葉っぱに見立てたカードには、紹介してくれている内容が書かれています。それこそ、すてきな、紹介の木が色とりどりの紅葉を身にまとっています。
11月はもう少しで終わりですが、「これまでで一番たくさん読んだな」と思える月にしてくれたら嬉しいです。学校司書の上原先生も図書委員のみんなも喜んでくれる(いただく)と思います。
そういえば、今日は、本校の「みんな本を借りて帰ろうの日」です。
本を借りてくれたかなあ・・・。