本校では、3年生から「辞書引き」をしています。「辞書引き」とは、「分からない言葉や意味」に出会ったときに、自ら「辞典で調べる」ことを言います。この活動は「自学力の向上」にもつながりますし、「豊かな知識の習得」にもつながります。調べれば調べるほど、「調べ上手」になり、「学ぶことが楽しい」ということにもつながるのではないかと思います。
私たち管理職は、毎月1回、各クラスの授業を参観して指導・助言を行う取り組みをしています。本校は1学年1クラスですが、学年の違いや子どもたちの個性などにより、「見せてくれる姿」はそれぞれに違いますが、先生方の一生懸命に授業を展開される姿に呼応するように、子どもたちも一生懸命に学習に臨んでいます。
今日は3年生の国語の授業を参観しました。一時間目の国語ですから、「子どもたちの「国語」に向かう姿(気持ち)はどうだろう」と、少し心配していたのですが、「楽しく」「活気があり」「しっかり学ぶ姿」があり、嬉しくなりました。そんな学習の中で、「辞書を引く」場面を目にしました。もちろん、「辞書で調べたい」と思う子が辞書を活用するのですから、そうでない子もいます。「辞書を引く、引かない」は、その子の課題解決の方法により違います。
そんな中、「これは、すごーい」と思った子の辞書がありました。「辞書引き」した後には、「調べた言葉」を記録として残すために「付箋紙」をはっていきます。その「すごーい」と思った子の辞書は、下写真のようになっていました。
付箋紙の多さにびっくりです。おそらく調べた数に呼応するように「知識」「理解」が増えていっているのではないかと思います。その他にもたくさん付箋紙がついていた子がいます。松岡ひろきさんもたくさんの腐先生がついていました。
これからも3年生、「自学力向上」のために、どんどん「辞書引き」してほしいと思います。